暴力団にも借金があると噂される内山英信クン。どの面(ツラ)下げて県議選へ?
 人間は、とかく他人様の豊かな暮らしを妬み、僻む生き物である。
その好餌となるのが芸能人やスポーツ選手、政治家等の有名人だ。
 中でも政治家は、国民の納めた税金と、票を投じてくれた有権者によって成り立っているという自覚があるので(中には無自覚な馬鹿もいるが)資産の公開には神経質である。
 小泉総理は歴代総理のなかでも取り分け資産額が低かった。それが支持率の上昇に拍車を掛けたこともあった。

 政治家はその職業柄のせいか、資産額が高いと「陰で悪事を働いているに違いない」と国民に疑われやすく、逆に、資産額が低いと「我々庶民と同じ感覚」だとか「品行方正」といった好印象が得られやすい。
 斯くして「いまどき」の政治家は、如何にして資産額を低く見せるか、その研究に余念が無い。
 そんななか、研究の仕方をどう間違ったのか多額の債務を抱え、政治どころでは無くなった元市会議員がいるという。
 元茨城県日立市議会議長内山英信その人である。
 彼が抱える債務の総額については現在調査中だが、何でも自社ビル(1F後援会事務所、2F会社、3F自宅)はサラ金業者に所有権移転の仮登記を喰らっており、実家は金融庁(旧・大蔵省)から差し押さえられ、更に市議としての報酬までもが地元金融機関に差し押さえられているというから尋常ではない。
 こうなると「庶民感覚」や「清貧」といったプラスイメージからは程遠い。借りりゃあ良いってモンじゃないのだ。
 もちろん、市議が借金をしちゃいけないって事もないのだが、この状態は平均的な庶民の感覚からも大きく懸け離れており、そもそも他人様に借りたものを責任持って返せないような人に、市民の生命と財産が守れるのか甚だ疑問である。

 そんな内山元市議が、なんと今年12月に控える県議選に出馬予定というから世も末だ。
 報酬を差し押さえられて逃げ回っているような状況で、県民の為の政治など出来よう筈が無い。
 内山元市議は選挙に立候補する前に、先ず市民に対して実状を公表すべきだ。
 方々から借りまくった揚げ句に、広域指定暴力団からも多額の借金があると聞くが、本当か?内山くん。
 こんな御人が県議選へ出馬するというのだから、県民にとってはまことに気の毒な話ではある。

 
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